つみたてNISAにおすすめの証券会社は?【楽天証券がおすすめ】

投資信託

証券会社の比較について解説していきます。

この記事ではつみたてNISAにおすすめの証券会社について解説していきます。

証券会社ってたくさんあってどの証券会社で口座開設すればいいのかわからないという方はぜひ見ていってください。

iDeCoにおすすめの証券会社については下記の記事をご覧ください。

iDeCoにおすすめの証券会社は?【マネックス証券がおすすめ】
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結論

つみたてNISAは楽天証券で始めるのがおススメです。

その理由は下記の3点です。

  1. 楽天カード決済でポイントが貯まる
  2. 定率売却が可能
  3. サイトが使いやすい

それぞれ詳細に解説していきますが、まずは基本情報から見ていきましょう。

つみたてNISAの基本情報比較

つみたてNISAはiDeCoと違って加入時に手数料がかかりません。

また選べる商品についても、主要ネット証券であれば違いはありません。

そのため、手数料や商品以外での違いを見ていくことになります。

何故楽天証券がおススメか?

つみたてNISAを始めるのに楽天証券がおススメの理由は3つあります。

  1. 楽天カード決済でポイントが貯まる
  2. 定率売却が可能
  3. サイトが使いやすい

楽天カード決済でポイントが貯まる

一つ目は楽天カード決済でポイントが貯まるということです。

理由を3つあげますが、他の理由はおまけみたいなもので、ポイントが貯まるということが主なおススメの理由です。

楽天証券では投資信託の積み立てに楽天カード決済を利用することができます。

楽天カード決済で買った分の1%分の楽天ポイントが貯まります。

5万円を使って5万円分の投資信託を買うということは、

5万円分の現金という資産が5万円分の投資信託という資産に変わっただけで、

購入をすることで資産が減るわけではありません。

それにもかかわらず、5万円の1%分の500円分のポイントがもらえます。年間換算すると6000円分のポイントがもらえることになります。

また、楽天カード決済は毎月5万円という上限があるのですが、

つみたてNISAも月々の上限が33,333円(年間上限40万)であるため、つみたてNISA分は問題なく楽天カード決済を使うことができます。

毎月33,333円を入れて、利回り5%で20年間運用した場合、最終積立額は13,700,985円になります。

この際、楽天カード決済をしていれば、毎月333円分のポイントがもらえます。それも追加で投資に回していた場合、20年後の積立額は

136,874

になります。

楽天カード決済をするだけで、20年後、14万弱追加でもらえると思えば、かなりお得ですよね。

定率売却が可能

つみたてNISAでは出口戦略が重要となってきます。

出口戦略とは簡単に言うと、「いつ売るか」「どのくらい売るか」ということです。

積み立て始めるのはできるだけ早く始め、その後無心で継続し続ければいいだけなので、一度始めてしまえば悩むことはありません。

難しいのは、いつ売るかということです。

せっかく今まで地道に増えてきたものが、いざ売るタイミングになって暴落ということになるのはかなりショックが大きいです。

資産を現金化するときに、徐々に売っていくという方法をとることで、資産を長持ちさせることができます。

徐々に売ることで、売っていない部分については引き続き複利効果で資産が増えていくためです。

そして、徐々に売っていく際に、一定額を売り続ける定額売却ではなく、一定率を売り続ける定率売却のほうがより資産を長持ちさせることができます。

定率売却では暴落が起きたときはその分取り崩すお金も少なくなり、全体の資産に占める取り崩されるお金の割合が一定となるためです。

定額で取り崩していくと、暴落時は全体の資産が減っているにもかかわらず、取り崩す金額が変わらないため、

資産が大きく減ってしまう可能性があります。

定率売却を手動でやることも不可能ではないのですが、面倒だと思います。

楽天証券では定率売却機能が実装されています。

これはSBI証券やマネックス証券など他の証券会社では現時点で実装されていません。

投信定期売却サービス開始(2019年12月29日より)
保有いただいている投資信託に受取日と受取方法を設定することで、毎月受取日に売却代金をお受取りいただけるサービスです。

そのため、出口戦略の取りやすさも楽天証券のメリットと言えるでしょう。

一方で、現時点では定率売却機能を実装しているのは楽天証券だけですが、

今からつみたてNISAの資産を取り崩していくのは20年後という人も多いと思うので、

その時までには他の証券会社でも定率売却機能は実装されていそうだなと思います。

そのため、定率売却機能があるから楽天証券にするというのは理由としては弱いかなと思います。

サイトが使いやすい

これは正直使う人の好みによるので、完全に主観的な意見となってしまいますが、

楽天証券のサイトはSBI証券やマネックス証券のサイトと比べると見やすいかなと思います。

特にスマートフォンで見る時は楽天証券の使いやすさがダントツかなと思います。

とはいえ、各証券会社ともに使い勝手については日々進化させているポイントかと思うので、楽天証券以外の使いやすさが高くなる時がくる可能性はあります。

つみたてNISAは基本的には積み立てし始めた後は放置をするのがおススメですので、

サイトを見る機会自体がそもそも少ないということもあり、サイトの使いやすさについてはあまりこだわらなくて良いかなと個人的には思います。

使いにくいよりは使いやすいほうがいいよね程度かなと。

他の証券会社はどうか?

ここまで楽天証券がおススメの理由を解説してきましたが、その理由の大半はクレジットカードによる積み立て投資が可能という点でした。

その点について他の証券会社の動きを見ていこうと思います。

SBI証券

SBI証券も三井住友カードと連携し、クレジットカードによる投資信託積み立てが2021年6月から開始予定です。

SBI証券と三井住友カード、クレジットカードで投資信託が買える「投信積立サービス」及び資産運用でポイントが貯まる「Vポイントサービス」開始日のお知らせ (SBI証券)- PR情報|SBIホールディングス
株式会社SBI証券(代表取締役社長:髙村正人&#122...

ただし、こちらは0.5%還元となっており、楽天証券×楽天カードの1%還元と比べるとポイント還元率は劣ります。

還元率は楽天カードに比べると劣りますが、投資信託のクレジットカード決済できる証券会社は貴重なので、今後投資に回すお金を増やしていこうという時にはおススメです。

本題とはそれますが、三井住友カードナンバーレスは非常にお得度の高いクレジットカードになっていますので、その観点からも三井住友カードはおススメです。

マネックス証券

また、マネックス証券も独自のクレジットカードを2021年春に発行予定となっており、こちらはポイント還元率1%の予定となっています。

マネックス証券とアプラスによる業務提携に関する基本合意書締結及び提携クレジットカード「マネックスカード」発行開始についてのお知らせ
マネックス証券株式会社のプレスリリース(2021年1月27日 15時30分)マネックス証券とアプラスによる業務提携に関する基本合意書締結及び提携クレジットカード「マネックスカード」発行開始についてのお知らせ

こちらのクレジットカードでつみたてNISAのクレジットカード決済ができるようであれば、マネックス証券のつみたてNISAもおススメ度が高くなるかもしれないです。

ただし、マネックスポイントでは現状投資信託を買うことはできないようなので、

もらったポイントを再投資に回したいという人はやはり楽天証券がおススメです。

CONNECT証券

CONNECT証券は大和証券が運営しているネット証券会社です。

クレジットカードによる積み立て投資はできませんが、つみたてNISA口座を保有しているとIPOの当選確率がアップします

IPO投資は低リスクで実施できる投資法なのですが、抽選に当たらないと買えないという点がデメリットです。

証券会社ごとで条件を満たせばIPOの当選確率が優遇されるという制度があり、CONNECT証券ではNISAもしくはつみたてNISA口座をCONNECT証券で開設していると、当選確率がアップします。

IPO投資とは何かについては下記の記事をご覧ください。

IPO投資とは何か?【低リスクな投資法】

IPOにすべてをかけるというのであれば、CONNECT証券でのつみたてNISAも視野に入ってくるかもしれないですが、

CONNECT証券は主幹事となったことはなく、これからも主幹事をやることは期待できないので、わざわざつみたてNISAをCONNECTで始める理由としては弱いかなと思います。

まとめ

現状では他の証券会社と比べて、つみたてNISAをするなら楽天証券が一歩リードかなと思います。

ただ、クレジットカードによる積み立て投資は今後他の証券会社でも導入予定ですし、

定率売却やサイトの使いやすさも他の証券会社でも改善が進むかと思いますので、

新しくつみたてNISAを始めるなら楽天証券がおススメですが、既に他の証券会社で始めている場合はわざわざ乗り換えるほどではないかなと思います。

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