2021年10月1日より、ヤフーカードを発行しているワイジェイカードはPayPayカードに社名を変更します。
それに伴いPayPayカードが新しく出る見込みが高いです。
PayPayカードがどんなものになるのか、願望も含めて予想してみました。
結論
PayPayカードは、PayPay銀行と連携してクレカ積立ができる新たなカードになる可能性あり。
楽天証券×楽天カード
SBI証券×三井住友カード
の2大巨頭に、PayPay銀行×PayPayカードが並び立つことを期待しています。
また、PayPayカードを使うことで、PayPayの還元率を常時1.5%~2%にできるようになる可能性もあると考えています。
(※私の願望がだいぶ入っていますので、話半分に聞いていただけると幸いです。)
ヤフーカードの特徴
まずは現在発行されているヤフーカードについて見ていきましょう。
基本スペック
年会費 | 永年無料 |
貯まるポイント | Tポイント |
ポイントカード機能 | Tポイントカード機能付帯 |
通常還元率 | 1% |
Yahoo! JAPANサービス内利用時 | 3% |
年会費無料で1%還元というところで、まずまずお得なカードとなっています。
自社サービスでの利用ではポイント還元率が3%になるのは楽天カードと同じとなっています。
また、楽天カードと同様、ポイントカード機能も付いています。
ユニークな点
PayPay残高へチャージが可能
何と言っても、一番の特徴はPayPay残高にチャージできる唯一のクレジットカードであるということでしょう。
ただし、2021年9月現在では、PayPay残高へのチャージではポイントは還元されません。
そのため、チャージができるからといって、ポイントの二重取りはできません。
(2020年2月以前はチャージ分に対してもポイントが付いていました。)
さらに、PayPay残高へのチャージとは直接関係ありませんが、
直近ではPayPay STEPの条件から外されて、PayPayモール特典がなくなりました。
(2021年7月1日以前は、Yahoo! JAPANカードで月3万円決済していれば、PayPayモールで還元率+2%の特典がありました。)
年会費無料カードなのに動産保険が付いている
年会費無料カードなのに動産保険が付いているのは珍しいです。
楽天カードでは楽天プレミアムカードには付帯していますが、無料の楽天カードには付帯していないですね。
ただし、その代わりヤフーカードは旅行保険が付いていません。(利用付帯もなし)
旅行保険は大体のクレジットカードには付帯しているのですが、ヤフーカードには付帯していないので注意が必要です。
PayPayカードのスペック予想
ヤフーカードのスペックを踏まえてPayPayカードがどんなものになるかを予想していきたいと思います。
実装される可能性が高い機能と実装されてほしいなと個人的に思う願望の2つに分けて紹介します。
実装される可能性が高い機能
PayPay残高へのチャージで1%還元
ヤフーカードではPayPay残高にチャージはできますが、ポイント還元はありませんでした。
新しく発行されるPayPayカードでは、ここの部分は改善されて、PayPay残高へのチャージで1%還元となる可能性が高いと思います。
根拠としては、楽天カードから楽天ペイにチャージする際はポイント還元があるため、そこに対抗して来る可能性が高いと考えられるためです。
楽天カードから(楽天キャッシュを経由して)楽天ペイへのチャージで0.5%還元、楽天キャッシュを使った楽天ペイの決済で1%還元で
楽天カード×楽天ペイの連携は1.5%還元を実現しています。
PayPayカードの一番のライバルは楽天カードのため、楽天カード×楽天ペイと同等のポイント還元率とするために、
PayPayカード→PayPay残高へのチャージで1%還元、PayPayの決済でベース還元率0.5%の合計1.5%を実現してくる可能性は高いのではないかと思います。
PayPayはさらにPayPay STEPの条件をクリアして最大2.5%還元とすることができる計算です。
(※ただし、PayPay STEPの条件はめちゃくちゃ厳しいため、多くの人は達成できていないと思いますが、、、)
PayPayモールでの3%還元
2021年7月1日にPayPay STEPの条件が変更になった影響で、
ヤフーカード利用によるPayPayモールでの特典はなくなりました。
PayPayカードではここの特典は復活させてくる可能性が高いでしょう。
その他基本スペック
年会費無料、基本還元率1%は変わらないでしょう。
また、貯まるポイントがTポイントではなく、PayPayボーナスになることはほぼ間違いないでしょう。
それに併せてTポイントカードの機能は付帯しなくなると思われます。
PayPayアプリに独自のポイントカード機能が搭載される予定のようです。
また、PayPayチャージでポイント還元をするのにコストが掛かる影響で、動産保険は外されそうな気がしています。
実装してほしい機能(願望)
PayPay銀行と連携したクレカ積立
楽天証券×楽天カードやSBI証券×三井住友カードのように、クレカ積立をできるようにしてほしいと思っています。
何度も書いてしまいますが、PayPayカードの一番のライバルは楽天カードのため、
楽天カードが優れているところは真似をして同じ機能を搭載してくる可能性はあると思っています。
そのため、クレカ積立機能は願望ではありますが実現可能性は0ではないと考えています。
ちなみに、PayPay証券ではなくPayPay銀行と連携としているのは、
PayPay証券は現状投資信託の取り扱いがないためです。
(元々One Tap Buyという米国株と日本株を買えるサービスだったため)
PayPay銀行は取り扱いファンド数が銀行No.1であり、全商品購入時手数料無料としている等、投資信託に結構力を入れているようです。
そのため、PayPay銀行×PayPayカードによるクレカ積立が実現してほしいなと思います。
ポイント還元率は楽天に対抗して1%還元にしてくれると嬉しいですね。
PayPayカードはスタート時にド派手なキャンペーンを開催してくる可能性も高いので、
SBI証券×三井住友カードに倣って、ベースは1%還元で最初の1年間は2%還元みたいなのをやってくれるとめちゃ良いですね。
PayPay STEPの条件に追加される
もう一つあればいいなと思うのは、PayPayカードによる決済額がPayPay STEPに組み込まれて、
PayPayカードを使うことでPayPayのポイント還元率を上げることができるようになることですね。
具体的には、
PayPayカードを使ってPayPay残高に3万円以上チャージすれば、その月のPayPayの還元率が+0.5%になる
という機能を妄想しています。
固いところのほうで書いているPayPay残高へのチャージで1%還元+PayPayのベース還元率0.5%+このPayPayカード利用特典による還元率+0.5%で
常時2%還元にできる計算です。
1.5%還元だと、三井住友ゴールドNLやエポスゴールドで割と簡単に実現できてしまうので、
PayPayカードとPayPayの連携にはもう一段お得になる仕掛けがあると良いなと思っています。
まとめ
2021年10月1日から新規発行される見込みが高いPayPayカードの機能について予想してきました。
最近のPayPayのプロモーションを見るに、かなり力をいれたクレジットカードになるのではないかと思っており、今から楽しみにしています。
基本スペックもそうですが、PayPayカード発行開始と同時に大規模なキャンペーンも実施してくると思うので、見逃せません。
お得度が高いものになると思うので、予想(妄想?)するのが結構楽しかったです。
詳細が発表され次第、答え合わせしていきたいと思います。
コメント