FIREを目指すうえで強力なツールとなるクレジットカード
その中で特におすすめのクレジットカードを3つ紹介しています。
今まで楽天経済圏民として、ほぼ楽天ゴールドカードだけ使ってきました。
しかし、最近楽天ゴールドカードのSPU改悪や公共料金支払いの改悪がありました。
そして三井住友カードとSBI証券が提携して、クレジットカードによる投資信託積み立てを実施する予定というニュースを見たことから、使うクレジットカードの見直しを始めました。
現時点でこのフォーメーションがいいのではというのを考えたので、シェアします。
1%以上お得に出来るかなと思いますので年間で1万円~2万円くらい追加で稼げるかなと思います。
結論
- エポスゴールドカード
- 楽天カード
- 三井住友カードナンバーレス
の3枚持ちが現時点で私の生活にマッチしていて、お得という結論になりました。
下記のような軸でお得なカードを選定しています。
楽天カード | 三井住友カードNL | エポスゴールド | |
年会費 | 〇 | 〇 | 〇 |
ネットでのお得度 | ◎ | × | 〇 |
街中でのお得度 | △ | ◎ | 〇 |
投資でのお得度 | ◎ | 〇 | △ |
固定費支払いでのお得度 | × | △ | ◎ |
見た目 | × | 〇 | 〇 |
海外旅行保険 | 〇 | △ | ◎ |
国内旅行保険 | × | × | × |
生活スタイル
お得なクレジットカードは人によって変わると思っています。
その人の生活スタイルによってどこでお金を使うかが変わるためです。
そのため、先に私がどういうところでお金を使うのかを書きたいと思います。
私の月々の主な出費は、
- Uber Eats
- コンビニ
- 楽天市場
- 水道光熱などの固定費
- 投資
の5つです。
ネットショッピングはAmazonもたまに使いますがそんなに利用せず、
コロナになってから食事はほとんどUber Eatsです。
Uber Eatsの料金が月で5万くらいいくので、何とかUber Eatsをお得に決済できる方法を探したのですが、現時点ではなさそうなのが残念です。
(2021年3月は超PayPay祭りでPaypay決済で10%還元でかなりお得でした)
そのため、1のUber Eats以外は何とかお得に決済してやろうということでクレジットカード選定をしています。
楽天カード
みんな大好き楽天カードです。
以前は楽天ゴールドカードを使っていたのですが、SPUのポイント倍率改悪があったため、ゴールドカードは解約し、通常の楽天カードを使っています。
楽天カードの評価はこちらです。
項目 | 評価 | 内容 |
年会費 | 〇 | 永年無料 |
ネットでのお得度 | ◎ | 楽天市場で超お得 ふるさと納税は特におススメ |
街中でのお得度 | △ | キャンペーン適用の時以外はイマイチ 適用時は2%還元なのでお得 |
投資でのお得度 | ◎ | 楽天証券での積立で1%還元。最強。 |
固定費支払いでのお得度 | × | 0.2%にダウンなのでダメダメ |
見た目 | × | イメージ安っぽい |
海外旅行保険 | 〇 | 利用付帯で傷害・疾病治療200万円 |
国内旅行保険 | × | 付帯無し |
楽天カードの強み
ネット通販はサイトの使いやすさの観点で楽天派ではなくAmazon派の人も多いかと思いますが、
楽天証券×楽天カードの積立投資と楽天市場でのふるさと納税は万人におススメです。
この2つの用途のためだけに作る価値があるカードだと思います。
年会費
永年無料です。文句なしですね。
ネットでのお得度
楽天市場でのポイント還元は楽天カードの強みです。
私は楽天経済圏民として、
携帯は楽天モバイル
銀行は楽天銀行
ネット回線は楽天ひかり
買い物は楽天市場アプリ
を使っていて、その状態で楽天市場での楽天カード決済は破壊力が抜群です。
キャンペーンも組み合わせれば、ポイント還元率10%は余裕です。
そして忘れてはならないのがふるさと納税です。
高いポイント還元率とふるさと納税の組み合わせは最強の節税手段といってもいいでしょう。
自己負担分の2000円分以上のポイントを獲得することができるので、
節税でむしろ利益が出る謎の現象です。
末永く続けてほしいです。
投資でのお得度
そして楽天カードを語るうえで外せないのが、楽天証券と連携した積み立て投資でしょう。
楽天証券では楽天カードによる投資信託の積立をすることができ、通常のカード利用と同じく1%のポイント還元を受けることができます。
投資を始めたばかりの人はまずiDeCo+つみたてNISA(楽天カード決済)を始めて、その次にこの楽天カード決済可能分の5万円を使い切ることがおススメです。
楽天市場はサイトが使いにくいという声も結構聞きますし私も若干そう思いますが、
楽天証券は他の証券会社と比較しても使いやすい部類ですし、
積み立て投資のクレジットカード決済のためだけに楽天カードを作るというのも十分ありなほどお得な制度だと思います。
楽天カードの弱み
そんな楽天カードにも弱みはあります。
街中でのお得度
楽天市場以外での決済では基本的にはポイントは1%還元しか付きません。
0.5%還元のカードも多いので、1%還元はマシなほうではあるのですが、
楽天市場以外で使うなら他のカードでもっと良い選択肢があるかなと思います。
ただし、楽天市場以外での利用でも「街2倍キャンペーン」を活用することで2%還元にすることができます。
街2倍キャンペーンとは、楽天市場で2万円以上買った月にエントリーすると、その月の街中での楽天カードの利用分が+1%ポイント還元されるというものです。
楽天市場でふるさと納税をした月などは、楽天市場以外での利用も大いにありです。
(ただし+1%分の上限ポイントは1000ポイントなので、10万円分までです。)
固定費支払いでのお得度
電気料金・水道料金などの支払いでは0.2%還元と並みのカード以下になります。
そのあたりについては詳しく下記で書いていますので、ご興味あればどうぞ。
見た目
この辺は個々人の主観にもよると思いますが、少なくとも私の周りで「楽天カードってカッコイイよね!」と言っている人は見たことないです。
基本的には見た目なんてお得さの二の次ではあるのですが、まぁカッコイイに越したことはないかなとは思います。
国内旅行保険
国内旅行保険は利用付帯すらありません。
(この記事で書いてある3つのカード全てそうですが)
地味に年会費無料で国内旅行保険ついてるクレジットカード少ないですよね。
有名どころだと、ビックカメラSuicaカードとリクルートカードくらいでしょうか。
三井住友カードナンバーレス
続いて、三井住友カードナンバーレスです。
最近出た新しいカードで、三井住友カードがかなりお金をかけてプロモーションしてますね。
めちゃくちゃ推されてるだけあってかなり良いカードだと思います。
三井住友カードナンバーレスの評価はこちらです。
項目 | 評価 | 内容 |
年会費 | 〇 | 永年無料 |
ネットでのお得度 | × | ポイントアップモールというのがあるが、イマイチ |
街中でのお得度 | ◎ | コンビニで5%還元。最強。 |
投資でのお得度 | 〇 | SBI証券の積立で0.5%還元。楽天証券には劣るが、十分お得 |
固定費支払いでのお得度 | △ | 通常の0.5%還元なのでお得感なし |
見た目 | 〇 | 個人的にはスタイリッシュで好き |
海外旅行保険 | △ | 利用付帯で傷害・疾病治療50万円。あえて使う理由ない。 |
国内旅行保険 | × | 付帯無し |
三井住友カードNLの強み
楽天カードの弱みである
・楽天市場以外でのお得さが低い
・見た目があんまりかっこよくない
という欠点を補えるカードだと思っています。
特にコンビニでの決済に圧倒的な強みがあり、常時5%還元というのはかつてないお得さではないでしょうか。
年会費
永年無料です。ナンバーレスではない三井住友カードは2年目以降年会費がかかりますが、三井住友カードナンバーレスは「永年無料」です。
街中でのお得度
通常還元率は0.5%ですが、コンビニ及びマクドナルドでVISAタッチ決済もしくはマスターカードコンタクトレス決済をすると常時5%のポイント還元があります。
事前エントリー等は不要で、コンビニでタッチ決済をするだけです。
ただし、2021年3月現在ですが、Apple PayでVisaのタッチ決済及びGoogle Pay でVisaのタッチ決済、Mastercard®コンタクトレスはご利用いただけません。
つまり、カードを持ち歩く必要があります。
もしくは、iPhoneユーザーであれば、VISAではなくマスターカードで作ることで、Apple Payでマスターカードコンタクトレス決済をすることができます。
投資でのお得度
三井住友カードとSBI証券が提携したことにより、三井住友カードによるクレジットカード決済が可能になります。(2021年6月から)
楽天証券×楽天カードの1%還元の半分の0.5%還元ではありますが、
投資信託の購入でポイント還元があること自体お得であるので、
今のうちにSBI証券口座と三井住友カード作成をしておくのがおススメです。
見た目
ナンバーレスということもあり、カード券面に番号の記載がなくスタイリッシュな感じです。
また三井住友カードが銀行系の伝統あるクレジットカード会社ということもあり、イメージは良いですね。個人的には結構見た目気に入っています。
三井住友カードNLの弱み
基本的にはコンビニでの決済と投資以外で三井住友カードナンバーレスを使う場面はないかなと思っています。
サブカードとしての運用がおススメかと思います。
ネットでのお得度
ネット通販の決済で使う理由は特にないですね。
楽天なら楽天カード、Amazonなら次のエポスゴールドカードを使ったモバイルSuica決済がおススメです。
固定費支払いでのお得度
ネット通販同様、固定費支払いで使う理由が特にないですね。
楽天カードと違い、通常還元率から下げられるということはないのですが、通常還元率0.5%なのでお得感はないです。
他にもっと適切なカードがあるでしょう。
海外旅行保険
利用付帯で、利用付帯で傷害・疾病治療50万円です。
コンビニでのお得さを作るために保険機能は結構削ってきてる印象ですね。あえてこのカードの保険を使う必要はないでしょう。
国内旅行保険
利用付帯もありません。
エポスゴールドカード
最後にエポスゴールドカードです。私がメインカードにしたいと思っているカードです。
(エポスカードで修業を開始したばかりで、まだエポスゴールドカードは持っていません)
エポス修行の詳細についてはこちらをご覧ください。
エポスゴールドカードの評価はこちらです。
項目 | 評価 | 内容 |
年会費 | 〇 | 永年無料(ゴールドでも永年無料にする方法あり) |
ネットでのお得度 | 〇 | モバイルSuica経由で、1.5%~2.5%還元を実現 楽天市場での楽天カードには劣る |
街中でのお得度 | 〇 | モバイルSUICA経由にすることで、1.5%~2.5%還元を実現 |
投資でのお得度 | △ | tsumiki証券でクレカ決済できるが、商品ラインナップがイマイチ |
固定費支払いでのお得度 | ◎ | ポイントアップに指定で1.5%~2.5%還元。最強。 |
見た目 | 〇 | ゴールドの中ではランク低いが腐ってもゴールド |
海外旅行保険 | ◎ | 自動付帯で傷害・疾病治療300万円。最強。 |
国内旅行保険 | × | 付帯無し |
エポスゴールドカードの強み
通常還元率は0.5%なのですが、
「選べるポイントアップショップ」という指定したお店での利用でポイントが3倍の1.5%還元になるお得な制度があり、
そこでモバイルSuicaや水道局など固定費を指定することであらゆる場面でお得になります。選べるポイントアップショップは通常のエポスカードにはなく、エポスゴールドカード限定の特典となっています。
また、エポスゴールドカードにはボーナスポイントの制度があり、
年間100万円決済することで、1万ポイントがもらえます。
そのため、年間100万使えば還元率を実質+1%できる計算になります。(100万円で1万ポイント追加でもらえるので)
すなわち、選べるポイントアップショップで指定したお店だけで100万円の決済をすれば、1.5%+ボーナスポイント分1.0%で合計2.5%の超高還元クレジットカードになります。
年会費
通常5000円の年会費がかかりますが、インビテーション経由でゴールドカードを発行することで永年無料となります。
ゴールドカードを永年無料で持てるというのはかなりお得ですよね。私も通常エポスカードを作り、ゴールドカードのインビテーションをもらうべく修行中です。
ネットでのお得度
楽天市場での楽天カード決済ほどではありませんが、
上述の選べるポイントアップショップにモバイルSuicaを指定することで1.5%還元になります。
モバイルSuicaは、実はAmazonでも使うことができます。
楽天市場では楽天カード、AmazonではモバイルSuica決済と分けてポイント還元率を常にお得にできるかなと思います。
街中でのお得度
ネットでの決済と同じく、モバイルSuica決済を経由することで1.5%還元を実現できます。
欠点はモバイルSuica決済ができないところだと、0.5%還元しか得られないことですね。
ただ、上述のボーナスポイントを得るために100万円分の決済はしなければいけないため、ある程度は0.5%還元でも許容してメインカードとして使っていくのがいいかなと思います。
固定費支払いでのお得度
エポスゴールドカードの真骨頂でしょう。
電気・ガス・水道などを選べるポイントアップショップに指定することで、固定費の支払いでお得な還元率を得る+ボーナスポイントに近づくという二重メリットがあります。
人によると思いますが、固定費支払いで年間20万円くらいはいくと思うので、ボーナスポイント獲得の100万円までの道を大きくショートカットできます。
見た目
丁度この記事を書いているタイミングで、エポスカードのデザインリニューアルが発表されました。
新しいデザインは縦型で、余計な柄などがなく、シンプルで良い感じじゃないかと思いました。
海外旅行保険
自動付帯で充実した保険を付けることができます。
また空港ラウンジの利用も特典としてついてくるので、旅行好きの人にもメリットが大きいカードだと思います。
エポスゴールドカードの弱み
弱みという弱みがない万能なカードだと思います。
1点惜しいなというのは投資でのお得度ですね。
数少ない投資信託を買えるクレジットカードで、還元率もボーナスポイント分を考慮すればかなり良いのですが、
肝心の商品ラインナップがイマイチです。
投資でのお得度
日本で初めてクレジットカードによる投資信託購入を導入したのがエポスカード×tsumiki証券らしいです。
tsumiki証券は、丸井がやっている証券会社なのですが、クレジットカードによる投資信託購入を専門にしています。
クレジットカードによる投資信託購入でもポイントは付くのですが、通常の付与とは異なり、積み立ての年数により還元率が変わります。
積立を始めた1年目は0.1%還元ですが、1年経過ごとに0.1%ずつ還元率がよくなり、5年目以降は0.5%の還元を得ることができます。
ただし、投資の完全な初心者を対象にしていることから、選べるラインナップがなんと4つしかありません。しかもどれも信託報酬が高いアクティブファンドばかりです。
ポイントを得るために、投資効率の良くないファンドに投資をするというのは本末転倒なので、基本的にはtsumiki証券での積み立てはおススメしません。
ただしどのようなファンドが好きかは人によりますので、セゾングローバルバランスやひふみプラスが好きな方は、tsumiki証券で投資をするのもありですね。
(この二つはファンドオブザイヤーでも上位に入ってくる人気ファンドではあります。)
私のスタンスとしては現状の商品ラインナップではtsumiki証券で投資をするのはナシですが、将来扱うファンド数が増えることも無きにしも非ずかなと思いますので、
その時に備えて毎月少額の積み立てをするようにして、ポイント還元率を高めておくのがおススメです。
国内旅行保険
利用付帯もありません。
その他お得なクレジットカード
Visa LINE Payクレジットカード
どこで使っても3%還元という超高還元率が話題になったクレジットカードです。
さすがに3%還元は1年限定で、2021年5月以降は2%還元になりますが、どこで使っても2%還元というのはかなりお得ですね。
しかし、LINEクレカの基本還元率は1%と公式で言っていることもあり、2%還元もそのうち終わって、1%還元の並みカードになる日も遠くないのではと個人的には考えています。
そのため、私はVisa LINE Payクレジットカードは作成しておりません。
現時点ではかなりお得なカードであることは間違いないので、作って損はないと思います。
リクルートカード
常時1.2%還元はお得です。
カードの使い分けが面倒な人はこれ一本でもいい気がしています。
欠点はリクルートポイントの使い勝手があまりよくないことでしょうか。
ただしポンタポイントに交換できるので、大きな問題にはならないですね。
国内旅行保険が利用付帯ですが付いています。
また、じゃらんでの予約でポイント還元率が上がりますので、国内旅行を頻繁にされる方には特におススメかと思います。
まとめ
私が考えるお得なクレジットカードについて解説してきました。
改めて表の再掲です。
楽天カード | 三井住友カードNL | エポスゴールド | |
年会費 | 〇 | 〇 | 〇 |
ネットでのお得度 | ◎ | × | 〇 |
街中でのお得度 | △ | ◎ | 〇 |
投資でのお得度 | ◎ | 〇 | △ |
固定費支払いでのお得度 | × | △ | ◎ |
見た目 | × | 〇 | 〇 |
海外旅行保険 | 〇 | △ | ◎ |
国内旅行保険 | × | × | × |
私はネット通販は楽天を使い、それ以外はコンビニを使うことが多いため、そこでお得に使えるようなクレジットカードを主に使っています。
ただ冒頭で述べたようにあなたの生活習慣によってお得なカードは変わってきます。
コンビニで買い物は全然しないという人は三井住友カードナンバーレスは作る必要はない等ですね。
逆にイオンをめちゃくちゃ使う人はイオンカード等がおススメです。
また何を重要視するのかもあなたの価値観次第ですね。
例えば私はあまり旅行しないので、旅行保険部分はあまり重要視していませんが、頻繁に旅行する人ならばそれを重視した選び方をするのも良いと思います。
(旅行重視ならアメックス系のカードですかね。)
ぜひこの機会に自分に合ったカードを考えてみるのはいかがでしょうか。
ちなみに私はこの記事で取り上げた3枚のうち1枚しか選べないとしたら、エポスゴールドカードを選ぶと思います。
選べるポイントアップショップで6gramやモバイルSuicaを選ぶと、常時1.5%還元に近いカードになりますし、
メインカードとして100万円まで利用していけばボーナスポイント1万ポイントがもらえて、実質還元率2.5%を実現することができます。
見た目もまずまず良く、保険機能も充実しており、あらゆる使い方に1枚で対応できる万能さを兼ね備えたカードだと思います。
エポスゴールドカードはインビテーションをもらって発行すれば年会費永年無料で持つことができるゴールドカードですので、
まずは通常のエポスカードを作って、永年無料のゴールドカードを狙ってみるのはいかがでしょうか。
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