今日は投資ではなく、引っ越しでの節約について書いていきたいと思います。
私自身直近で引っ越しをする予定があり、全て実践したものになっています。
引っ越しは結構大きな金額が動くので、良い業者の選定が重要です。
不動産屋と交渉して諸費用を値切る人もいると聞きますが、
交渉するのはかなり労力使いますし、結構図太くないと難しいのかなと思います。
ただし、以下で記載するものは大した交渉の必要なく、削れる諸費用になります。
交渉なんて怖いとか面倒とか思う人にも実践できる内容になっていますので、ぜひ一度見ていただければと思います。
楽に削るところだけでも、投資で稼ぐ1年分以上のリターンを得ることができるかなと思います。
投資は不確実性がある中のリターンなのに対し、こちらは不確実性はなく確実に利益をあげることができるので、しっかりやっていくのがおススメです。
引っ越しでかかる初期費用
まずは、引っ越しにかかる費用のおさらいです。
だいたい下記の項目で費用が掛かるのかなと思います。
| 項目 | 相場 |
| ①仲介手数料 | 家賃1か月分 |
| ②敷金 | 家賃1か月～2か月分 |
| ③礼金 | 家賃1か月～2か月分 |
| ④前払い家賃 | 家賃1か月～2か月分 |
| ⑤火災保険料 | 2年契約で2万円～ |
| ⑥鍵交換 | 2万円 |
| ⑦サポート費用 | ものによる |
| ⑧引っ越し代 | 引っ越し距離・荷物量による |
削りやすい項目
このうち、楽な交渉で削ることができるのは下記です。
①仲介手数料
⑤火災保険料
⑧引っ越し代
逆にその他の項目は頑張って交渉しないと削るのが厳しいかなと思います。
サポート費用等を削れるとネットでは書いてあることがありますが、実際は管理会社の規定で決まっていることが多いと思うので、かなり頑張って交渉しないと厳しいと思います。
敷金・礼金も大家さんが決めているものになり、基本的に不動産屋経由で交渉することになります。
不動産屋も交渉事は嫌がるので、かなり強めに不動産屋に対して言わないと交渉すらしてもらえず、
交渉してもらえたとしても人気の物件であれば安くなることはほとんどないかと思います。
以下では削りやすい項目を詳細に見ていきます。
仲介手数料
仲介手数料は家賃1か月分としている業者が多いです。
家賃1か月分と言っている業者経由で申し込むと、その後削るのは大変です。交渉力が必要になります。
そのため、家賃1か月分と言っていない業者を探すことが重要です。
賃貸探すときはHOME’SやSUUMOで探す人が多いと思います。
最初の入りはその探し方で問題ないのですが、いいなと思った物件があったらすぐに不動産会社に連絡してはいけません。
いいなと思った物件があったらそのページの下部に「この物件を取扱う他の会社」というのが載っているので、全部見ましょう。
その中で仲介手数料無料としている会社があれば、そこから問い合わせをしましょう。
ちなみに、稀に礼金を高く設定している悪徳業者がいます。
大家さんは礼金は1か月分といっているのに、礼金2か月分と募集して差額を儲けようとする悪い業者です。
そのため、礼金が他と比べて高くなっていないかも併せてチェックしましょう。
もし仲介手数料無料が見つからなければ、次の方法として物件名を調べます。
Google検索でその物件名で検索してみましょう。そうするとHOME’SやSUUMOには掲載していないけど、その物件を取り扱っている業者が見つかることがあります。
不動産屋は有名か無名かは気にしなくて良いです。これまで私も何回か引っ越しをしたことがありますが、無名業者でも全然問題なかったです。
ここまですれば仲介手数料無料もしくは仲介手数料半額(0.5か月分)にしている業者が見つかるかなと思いますので、
その業者経由で内覧依頼をするようにしましょう。
もし仲介手数料無料もしくは半額の業者が見つからなければ、交渉をする必要があります。
とはいえ、交渉するとしても礼金や敷金よりは断然交渉しやすいです。何故かというと、賃貸の仲介手数料は原則0.5カ月分というのが宅建業法で定められているためです。
そのため、0.5カ月分までは値切れるかなと思います。
火災保険料
火災保険料も削りやすい項目です。
ただし仲介手数料と違って、事前の業者選定で削ることはできません。内覧の時に交渉するのがいいと思います。
何も言わないと2年間で2万円くらいする高い保険に誘導されてしまうので、気を付けましょう。
交渉方法としては、身内に保険会社に勤めている人がいるので、その保険会社で入りたいですと伝えると話が切り出しやすいかなと思います。
（まぁ正直に他の安い保険会社にしたいといっても支障はないと思いますが）
こちらから他の保険会社にしたいと話を切り出しさえすれば、保険料については不動産屋も無理強いはしてこないケースが多いです。
ただし、保険に入らないというのはNGです。基本的には借家人賠償がついている火災保険に入ることが契約で義務付けられてます。
そのため、極力安い保険を選びましょう。私のおススメは住まいる共済です。
保証をかなり削れば年間1,500円くらいまで抑えることができます。（ただしこの場合家財の保証額や借家人賠償もかなり手薄くなるので注意です。）
また、借家人賠償は何円以上じゃないといけないという決まりがあるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
年間1500円くらいに抑えると借家人賠償が500万円しかつけられません。一般的に借家人賠償は1000万円くらいはつけるのが通例になっているので、500万円だとダメだと言われる可能性があります。
そのため、事前に確認しておきましょう。借家人賠償を1000万にしても2200円くらいです。
引っ越し代
引っ越し代もかなり削ることができます。
削るというか、業者によってかなり価格が違うので、複数の業者に見積もりをお願いすることが大事です。
ちなみに引っ越し業者も相見積もりされることに慣れているので、何も遠慮する必要はありません。
不動産屋に比べればはるかに交渉は楽です。
この前の私のケースだと、最初に見積もりを出してきた業者Aと比べて、3分の1以下の見積もりを出してきた業者がありました。
少なくとも5社くらいには見積もりをお願いしたほうがよいです。
引っ越し一括見積を使えば、1回の入力で10社以上に見積もりをお願いすることができます。
ただし欠点は一括見積をした瞬間に10社以上から電話がかかりまくってくることです。
見積もりをお願いするボタンを押した10秒後くらいには電話がかかってきて、その後30分は電話が鳴り続けます。
交渉が得意な人は、安い業者を選び、さらにそこから安くする交渉をすることもできるかと思います。
電話がかかってくるのが嫌な方は、引っ越し侍では電話がかかってこないネットで完結の見積もりサービスもあるようなので、そういったサービスがおススメです。
また、東京・埼玉・神奈川・千葉限定になってしまうのですが、個人的には「フクフク引っ越しセンター」がおススメです。
めちゃくちゃ安いです。前回の引っ越しの際に会社の先輩から紹介してもらって使って、相場よりかなり安く引っ越しをすることができました。
今回も複数社に見積もりを取ったのですが、結局フクフク引っ越しセンターが一番安かったので、フクフクに決めました。
安いですが、対応も普通の引っ越し業者と変わらないかなと思いました。（この辺はネットのクチコミで「イマイチ」というのもあるので、人によるのかもしれません。）
とりあえず引っ越し代を削りたいなら、複数社見積もりを取る中にフクフク引っ越しセンターを入れるのがおススメです。
結論
引っ越しをする際に削りやすい項目について解説してきました。
基本的にはあまり労力をかけずに削れるところを中心に紹介してきましたので、ぜひ実践していただければと思います。
あまり労力をかけずに削れるところの合計でも
仲介手数料→10万円
火災保険→2万円
引っ越し代→10万円
の合計22万円くらいは浮かせることができると思います。
投資で22万円稼ごうとすると、ある程度リスクを取った投資でも1年以上はかかると思いますので、
このあたりの確実に節約できるところは節約していくのがFIREへの近道になるかなと思います。
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